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京都から、事業承継の新しい可能性を発信
2026年7月3日、京都市役所にてIVS2026公式サイドイベント「伝統と革新の交差点-京都からはじまる事業承継イノベーション Meet up 2026」を開催しました。
本イベントは、国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2026」の公式サイドイベントとして実施され、京都に根付く老舗企業や地域企業、アトツギ、スタートアップ、支援機関など、多様なプレイヤーが集い、「事業承継」を未来志向で考える場として開催しました。
当日は第1部・第2部ともに100名を超える事前申込をいただき、会場には多くの皆さまにお越しいただきました。業種や立場を越えて多様な方々が集まり、事業承継や地域企業の未来について語り合う、熱気あふれる一日となりました。
第1部 京都企業に学ぶ「長く愛され続ける経営」
第1部では、株式会社松栄堂の畑様、よーじやグループの國枝様、大原社会保険労務士法人の和田様をお迎えし、「京都企業が長く愛され続ける理由」をテーマにトークセッションを行いました。


創業から長い歴史を持つ企業だからこそ大切にしてきた価値観や、時代の変化に合わせて挑戦を続ける姿勢、組織づくりや人材育成に対する考え方など、それぞれの実体験を交えながらお話しいただきました。
また、経営者として日々向き合っている葛藤や悩みについても率直に共有いただき、参加者にとっては、普段なかなか聞くことのできない貴重な学びの機会となりました。
第2部 「継ぐ」だけではない、アトツギという挑戦
続く第2部では、SHUKAの近藤様、喫茶マドラグの山﨑様、Relier81の田尻様をゲストに迎え、「既存事業を活用した新規事業の立ち上げ」「自社で立ち上げた新規事業のM&Aによる売却」「大企業のM&Aによる子会社化」という三者三様の選択肢について、それぞれの視点から語っていただきました。

事業を受け継ぐことは、単に前の世代のやり方を守ることではありません。新しいブランドや商品を立ち上げたり、自分らしい価値を加えたりと、「継ぐ」ことを起点に新たな挑戦を続ける姿が印象的でした。
会場では、ここでしか話せないようなエピソードも数多く飛び出し、笑いに包まれる場面もありながら、それぞれが抱えてきた葛藤や意思決定の裏側についても率直に語られました。
参加者からも大きな共感が寄せられ、アトツギという生き方や経営のあり方について、多くの気づきを得られる時間となりました。
市役所全体が「アトツギ」の交流拠点に

イベント当日は、市役所前広場で「アトツギ縁日」、地下スペースでは「KYOTO Innovation Studio アトツギピッチ」も同時開催されました。
京都をはじめ全国から集まった地域企業やアトツギの皆さまが、それぞれの商品やサービス、事業への想いを発信し、来場者との交流を深めました。会場のあちこちで新たな出会いや会話が生まれ、企業同士のつながりや今後の連携につながるきっかけも数多く見られました。
京都市役所全体が、地域企業とアトツギの挑戦を応援する場となり、一日を通して活気にあふれる空間となりました。

小さな挑戦から、地域をつなぐ取り組みへ
このイベントは、昨年、限られたメンバーでスタートした小さな取り組みでした。
そこから、「一緒にやりたい」「応援したい」という想いが少しずつ広がり、今年は民間企業、公的支援機関、地域企業、多くの関係者の皆さまに支えていただきながら開催することができました。
イベント終了後には、「来年もぜひ開催してほしい」「来年は登壇したい」「今回出会った方と一緒に何かできそう」といった声も多くいただき、この場が単なるイベントではなく、新しい挑戦や連携が生まれるきっかけになっていることを実感しました。
今回のイベントでも、多くの出会いや対話が生まれ、新たな事業やコラボレーションのきっかけとなる場面を数多く見ることができました。こうしたつながりが、地域企業のさらなる挑戦や次世代への事業承継につながっていくことを願っています。
最後になりますが、ご登壇いただいた皆さま、ご出展いただいた皆さま、ご協力いただいた運営スタッフ・関係者の皆さま、そしてご来場いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。